会長挨拶
茨城人工透析談話会は、透析医療の向上発展、茨城県内の透析医療機関に従事する医療関係者の相互の親睦、透析治療法の研究・教育を行うことを目的として設立され、1974年(昭和49年)に学術集会として第1回茨城人工透析談話会が茨城県立中央病院 戸川 潔先生を当番幹事として開催されました。以降は年2回、1982年(昭和57年)からは年1回の年次集会が開催され、本会はその後も滞りなく発展を遂げて、2025年5月現在で県内全透析医療機関90施設が参加しております。
透析医療は医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師、栄養士、理学・作業療法士、社会・保健福祉士、医療事務、製薬・機器製造関連企業、介護・福祉施設、電気・水道事業、行政、など、非常に幅広い分野の人々の協力のもとに成り立っております。本年次集会においては、各分野における日々の進歩を共有し、より良い透析医療をいち早く提供するために、各分野の従事者が一堂に会して発表・意見交換を行うと共に、最新の透析医療を習熟した講師の先生を招聘し、講演いただいております。また、年次集会の参加により、日本透析医学会認定医、日本腎不全看護学会認定CKDLN(慢性腎臓病療養指導看護師)、日本臨床工学技士認定の単位取得も可能でございます。
このたび、本会の発展に多大なる尽力されました歴代会長である、戸川潔先生、山形陽先生、成田光陽先生、小山哲夫先生、小林正貴先生、山縣邦弘先生の後を受けまして、2025年度より不肖私が会長を務めさせていただくこととなりました。たいへんな重責に身の引き締まる思いでございます。全力を尽くす所存ではございますが、ご存じのとおり、まだまだ未熟者でございます。本会を支えてくださる会員の皆様、そしてご協力いただいております関係者の皆様に敬意を表し、心より感謝申し上げますとともに、これまで同様ご協力を賜れますようお願い申し上げます。そして、透析医療の向上と透析患者の健康増進に向けて、会員の皆様とともに知識と経験を共有し、新たな展望を模索することができればと願っております。
東京医科大学茨城医療センター腎臓内科
平山 浩一
2025年5月
役員名簿
会 長 |
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副会長 |
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顧 問 |
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監 事 |
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事務局 |
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2025年4月時点